2005年03月29日

アポリネール「猫」

 

「猫」

僕は持ちたい

家の中に

理解ある妻と

本のあいだを歩き回る猫と

それなしにはどの季節にも

生きていけない友だちと

    ギョーム・アポリネール
    堀口大學 訳



今は昔、大学生だった頃、教室の机にアポリネールの詩を落書きしていると、翌週その机の落書きの横に新たな詩が書き加えられていた。



「猫」

私は持ちたい

家にはあまり居ずに稼ぎだけは多い夫と

飲まず食わずの猫と

それなしにはどの季節も

生きていけないアルコールと

    ギョーザ・タベテネール
    ○○大學 訳






著者: アポリネール, 堀口 大学
タイトル: アポリネール詩集
posted by ころすけポー at 15:10| Comment(0) | TrackBack(2) | ネコの本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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