2004年12月31日

第17話 ポー 吐くこと、猫ゲロについて

第17話 ポー 吐くこと、猫ゲロについて


猫はよく吐く。

体の中に入った毛玉を吐き出すために自分で草などのちくちくした刺激物を食べて吐き出すことがよくある。
猫や犬にとって吐くということはそんなに珍しいことではないらしい。
ポーを飼いはじめた頃、あまりによく吐くので病気かと思って病院に連れて行こうとしたことがある。
僕は酒飲みだから、吐くときの苦しさというのは嫌と言うほど味わっている。そこまで飲んでいる自分が悪いのだが、胃の中のものが全て出し切ってしまって、胃そのものがひっくり返って出てくるんじゃないかというような苦しさを思い出すと、ポーもそんなに苦しい思いをしているのが何だかかわいそうな気がしたのだ。

でも、猫にとっては吐くということはあまりたいしたことではないみたいだ。

吐くための刺激用に猫用の種から育てる草を用意していたこともある。だが、胃の中でちくちくと刺激になるものならばいいみたいなので、今ではニボシがその代用になっている。
ポーは煮干を食べると必ずといって良いくらい一回は吐き出すのだ。
それは今ではもう慣れっこになってしまって、背後で「エッエッエッ…」という声が聞こえてくるとティッシュを用意して待っているような状態だ。

ただそれがめったにあげないような高級猫缶を食べた後なんかだと、あまりにきれいにそのまま出てくる内容物に、

「吐くなら食うなッ!」と思ってしまう。

昔「吐くなら飲むなッ、飲むなら吐くなッ!」と言われ続けていた自分のことを思い出してしまった。

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2004年12月29日

第16話 ポーの年齢

第16話 ポーの年齢



時々僕は、ポーの歳を忘れてしまう。

いくつになったのだろう、と思わず考えてしまうのだ。そのたびに貰ってきたばかりのころの写真を取り出して、その日付から
ああ、もう○○才になったんだ、と思い返していた。

今は赤ん坊もいるので寝室にポーを入れないようにしていが、ポーは布団に潜り込むのが好きだ。今でもうっかりと寝室のドアを開けておくと目を離したすきにベッドの中に潜り込んで布団の中で丸まっていることがよくある。
そのたびに掃除機とコロコロ(名前は知らないが粘着テープの埃とり)でポーの毛を掃除する羽目になる。

そんなポーのために、先日、家人が猫用の布団を買ってきた。
こういうやつです。


ねぶくろ?



でもこの布団の中になかなか入ろうとしないので、中に、またたびをまいてみた。
すると、やはり猫にまたたびとはよく言ったもので、鼻をふがふがとさせながら喜んでその布団の中に入っていった。

でもこの布団はポーには小さすぎて、その中で方向転換ができないみたいなのだ。潜り込むものの、そのままズルズルと後ずさりして出てきてしまう。

ポーが太りすぎなのか、この布団が子猫用なのか。

お尻から出てくるポーのカッコはとても間抜けだ。
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2004年12月26日

第15話 猫との生活

第15話 猫との生活
一番長いつき合い



ポーとはつき合いが長い。
今年(平成15年)でまる14年になるのだ。
カミサンよりも子供達よりも犬のコロよりも長い。一緒に暮らしている誰よりも僕はポーと長く一緒にいることになる。

ポーは家の中にいて当たり前の存在で空気みたいなものだ。長年連れ添った夫婦ではないけれどそんな感じがしてしまう。

そのせいか時々、僕はポーが猫だということを忘れていることがある。よそで見かける猫はいかにも猫という感じで抜け目なく動物というイメージが強いのだが、家にいる黒猫ポーにはあまり猫らしい気がしない。
長い間いっしょに暮らしているので、ポーだけが特別の存在になってしまって他の猫と比べる気にもならなくなっているのかもしれない。

付き合いだけは長いので言葉で言わなくてもお互いの気持ちは通じ合っている(ような気がする)
もちろんポーは言葉はしゃべれない。だけど、ひょっとしたら、あと数年したらしゃべり出すかもしれないではないか。
ポーもそろそろ化けてもいい年頃になってきたようだ。

ポーの部屋(元は僕の書斎だった)にはいると、ポーの鳴声だけで、

『トイレを掃除しろって言ってんだろうがぁー!』とか
『エサがねえぞーこのやろうぅ!』

といっているのがなんとなく解ってしまうから不思議だ。
そのくせ、気が向いたときだけだが、この気まぐれな黒い毛玉は『さびしかったヨォオオンー』といいながら僕のひざの上に飛び乗ってきたりすることもあるのだ。
そのたびに僕は「ああ、こいつも猫だったんだなぁー」と思う。

僕は動物を擬人化して(無理やり人間の勝手な価値観に合わせて)いるTV番組やペットの犬猫に対して「赤ちゃん言葉」で話す人たちが苦手だ。人間側の勝手な思い込みということでは動物虐待と構造的にはたいした違いがないような気さえしてしまうのだ。

だけど、僕の勝手な思い込みかもしれないが、ポーだけはどうしても猫のように思えない。

寒くなってきたので(ただ今12月上旬)ポーは猫用のベッドの中で丸くなっていることが多い。僕が声をかけると、さもめんどくさそうに、
「ンぅん?」と声を出す。
まるで人間のようにそう返事をする姿は寝起きのオヤジのようだ。

冬になって寒かろうと義母がお古のセーターをその中に入れてくれた。
飼い主の僕でさえ服といえばユニクロ御用達のものしか身につけていないというのに、カシミヤの赤いセーターに包まってポーは幸せそうに寝ている。
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2004年12月21日

第14話 少年と猫 ポーよりも10歳年下の渓太

第14話 少年と猫
ポーよりも10歳年下の渓太



たいがいの猫は子どもが嫌いだ。自分勝手で騒がしいし、かまうだけかまって飽きるとどこかに行ってしまう所など、猫と子どもはどこか似ているのかもしれない。
渓太の様子を見ていても猫との接し方がまったく分かっていない。急に追いかけてみたり、いきなり手を出して耳やしっぽをつかんだり、猫が嫌がることばかりやっているようだ。

うちのポーも最初は渓太を嫌っていた。
「ポーちゃーん!」と渓太がやってくると、ポーはひょいっと本棚の上の方にいって隠れてしまう。
本棚の下から4段目はポーの居場所になっていて、そこだけ空けてある。そこに登ってしまうと渓太も手が出せなかった。
子どもは猫に触りたいのだが、なかなか触らせてくれない。
でも、だんだん渓太も背が伸びてきて、またぶら下がったバナナをとるチンパンジーのように踏み台を使うことを覚えたので、ポーの安らぎの場所に手が届くようになってしまった。
そこにエサ皿に残っている固形のキャットフードを一粒づつ並べて、
「ポーちゃん、食べなっ!」と言っている。

犬と違って猫はエサを与えられても気が向かないと食べようとはしない。そこのところがまだ渓太には分からないらしく、
「ポーちゃん、食べないねぇー」としきりに残念がっていた。
「煮干なら食べるかもしれないよ。下に行って冷蔵庫から煮干を持ってきなッ」
犬にするように自分の手からオヤツを食べさせてみたいようなので、そう知恵をつけた。煮干ならポーはいつも喜んで食べる。

しばらくして、ポーの部屋をのぞくと、本棚の4段目に煮干が山盛りになっていた。冷蔵庫に入っていた袋を全部ぶちまけて、渓太が積み上げたらしい。
煮干の山盛りの向こうに困惑したポーが見えた。
いくらなんでもこんなには食べないと思うぞ。

猫の接し方も、そーっとなぜてあげるように渓太に教えた。
優しくなぜてやると、子猫の頃、母猫が舐めて毛づくろいしてもらったような気持ちが蘇って、猫はうれしいんだ。耳の後ろや喉をゆっくりと掻いてあげるのもいい。
そう教えてあげると、渓太もだんだんとポーに触れるようになった。

最近ではポーも年を取ったせいか、性格が丸くなって渓太が触るのを少しずつ許しているようだ。
posted by ころすけポー at 21:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 猫と子ども | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月16日

第13話 ねこを洗う

第13話 ねこを洗う



昔、一人暮らしをしていた頃は、2週間に1回の間隔でポーを洗っていた。
今は寝室に入れないようにしているけれども、そのころはポーが僕のベットに入ってきて一緒に寝ていたので、抜け毛対策の意味もあって、そんなに頻繁に洗っていたのだ。
今では、手を抜いていて、ポーにシャンプーしてやるのは23ヶ月に1回くらいになってしまった。
前にも書いたことがあるが、その頃のポーは、僕が風呂に入ると必ず浴室に入ってきて、室内にあった風呂釜の上で香箱(こうばこ)座りをしていたので、気が向くとそのまま捕まえて無理やり洗ってやっていた。

僕のシャンプーがせいぜい300円なのに対して、当時、猫用のシャンプーは1500円もしていた。
最初の時こそそんな猫用シャンプーを使っていたが、いくらなんでもそれでは高すぎるだろう、と思って僕のボディシャンプー(ビオレユー)でそのまま洗うようになった。
だから、洗いたての数日間はポーが目の前を通るたびに、ほのかなビオレユーの香りがあたりを漂った。



洗い終わると、冬はストーブの前、夏は日の当たるベランダでポーを乾かした。何回やってもドライヤーだけは嫌いみたいで音を聞いただけで逃げていってしまうので、タオルでよくふき取った後は放っておいた。
ポーはペロペロと自分で全身の毛をなめて乾かそうとしている。半日くらいかけて自分の体中の毛を毛づくろいし終わると、ポーは必ず急に甘えん坊のようになって僕にすり寄ってきた。
どうゆうわけか、シャンプーの後は必ず、まるで赤ん坊の子猫のようになついてくるのだ。
おそらく、自分で自分の身体をなめているうちに、生まれたばかりの頃母親からそうやって毛づくろいしてもらった記憶がよみがえってくるのだろう、そして寂しくなって僕にすり寄ってくるのかもしれない。
だとしたら、ポーが少し可哀想な気がした。
15歳になった今でもこの癖は変わっていない。

先日久しぶりにポーを風呂場で洗ってやった。
休日に、先に犬のコロの方を庭先で洗ったのだが、僕の身体が犬の毛だらけになってしまった。僕自身がシャワーを浴びるついでにビオレではなくて何年かぶりに買った猫用シャンプーを使ってポーを洗ってやった。だが、犬のコロ(35キロ)を洗った直後だったので、ぬれたポーの身体が小さく思えてしょうがなかった。犬に比べてなんて簡単に洗えてしまうことか。

「ポーはこんなに小さかったっけ」

年老いたおばあさんが、見かけ以上に小さくなってしまうような寂しい気持ちがした。

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2004年12月14日

第12話 黒猫ポー・家猫の冒険

第12話 黒猫ポー・家猫の冒険 
近頃のポー


最終回といっておきながら、再び黒猫ポーの話が続いてしまう…なんていい加減なHPなんだ、とお思いでしょうが、そう、筆者がいい加減なんです(と全面的に認めてしまう)

最終回なんてタイトルだったから、黒猫ポーはとっくに死んでしまっているように思われているかもしれませんが、どっこい、まだまだ生きていることも、あえて付け加えさせていただきます。
犬と猫が仲良くしているところを見るのが好きだ。犬や猫にがきらず動物たちが仲良くしている映像は僕たちの気持ちをなごやかにしてくれる。
ところが、だ。

仲が悪いんです。ウチの犬と猫…

コロとポーなのですが、どうしても仲良くなれそうもない。ツーショットの写真を撮るなんてとんでもないくらい、仲が悪い。
原因は犬のコロの方が一方的にいけない。
こいつは猫を見かけると興奮してしまって吠えまくってしまう。散歩の途中でも猫を見かけると、さぁーっと背中の毛が逆立って興奮してくる。困ったものだ。

ポーの方はというと、そんな馬鹿な犬は「僕には関係ないよ〜」という態度で、全く相手にしようとしていない。
犬のコロ(3歳)、猫のポー(13歳)という世代の違いもあるのかも知れない。
何とか仲良くできないものかを思っているのだけども、やっぱり無理みたい。

家では夜になると、犬のコロを玄関の中に入れているので、夜になると猫のポーは2階から下には降りて来ようともしない。
僕が仕事から帰ると、黒猫ポーは必ずにゃーにゃーと挨拶をしてくれる。だけど、その声を聞いただけで、犬のコロは興奮して怒っている。嫉妬しているのかも知れないけれど、本当に困ったものだ。
何にも分かっていない子猫、子犬のうちから一緒に過ごしてないとダメなのかぁ?

そんなポーが何を思ったのか、この前の夜、珍しく玄関で爆睡しているコロのそばに寄ってきて、フガフガと臭いを嗅いでいた。
コロが目覚めたら、どうするんだろうと、ハラハラして眺めていたが、爆睡しているコロは起きる気配もない。この馬鹿犬は一度寝るとなかなか起きようともしないのだ。夜中に誰かが帰ってきて玄関でがたごとやってもピクリともしないことがあるくらいだ。

ポーが寝ているとはいえ、こんなにコロのそばにやってきたのは、この時はじめて見た。

「いつもバウバウと、うるさい声を出しているのは、こいつかぁ」とでも思っているような感じだった。 

また、朝コロを散歩に連れ出している間、ポーは玄関に降りてきて時には少し外にも出て行くらしい。僕はコロの散歩に行っているので知らなかったけれど、毎朝玄関を掃除している家人がそう言っていた。 

もっとも外に出て行くといってもほんの庭先のまで、コロの犬小屋の中に入って、やはり臭いを嗅いだりしているみたいだ。少しでも物音がすると慌てて家の中に逃げ帰ってくる。

コロの臭いを嗅いだり、犬小屋を探検してみたり、ひょっとしたら、ポーの方はコロと仲良くなりたいと思っているのかもしれない。  

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2004年12月12日

第11話 黒猫ポーの事件簿 最終回

第11話 黒猫ポーの事件簿 最終回


最終回、黒猫ポーの部屋が出来るまで?
僕の書斎を取られたぁー。



結婚して住んでいたおんぼろアパートから新しい家に移ることになった。


古い住み慣れたこのアパートから、新居に引っ越す事になって、一番の心配事は黒猫ポーのことだった。

駅から15分という不動産屋に騙されて、歩くと実は30分近くもかかってしまう、このおんぼろアパートに移ってからもうすぐ10年になろうとしていた。このアパートに移ってから、すぐにポーを飼い始めたので、彼との付き合いも10年近くになっていた。

猫は家につく、という。ポーは家猫だからこの狭いアパートの中が彼の世界のすべてだ。

6畳2間とキッチン8畳あまり…一人暮らしだったから決して狭いはずではなかったのだが…長年のグータラ生活がたたって、とんでもない事になっていた。
キッチンのフローリングはそのほとんどが、新聞紙の束(2年間位溜めていた)と猫砂の袋、800枚はあったレコードの入ったラック、冷蔵庫が2台(1台は壊れていて下駄箱代わりに使っていた)で占められていた。

さらに、寝室の6畳はベッドと本棚に入りきれずにダンボールに詰められた本や積み重ねられた本で足の踏み場はほとんどない状態…

かろうじて生き残った居間も通販で衝動買いしたソファーやアウトドアグッズであふれていた。実際に僕が生活していたスペースはこの部屋全体の3畳あまりだったかもしれない。

フィリップ・マーロウが散らかった机の上をひじで払いのけて、おもむろにグラスにバーボンをそそぐ…そんな生活をしていた。(何がぁー、フィリップ・マーロウだぁー、掃除しろっていうの!)

こんな部屋でもポーには天然のアスレチックグランドに見えたのか、新聞紙の束の上から(人の背の高さ位まで積み上げていた)とび降りたり、物かげに隠れて飼い主をおどかしたりして、元気に毎日遊んでいた。

そんな部屋から新築の家に移って、ポーはしばらく落ち着かない様子だった。以前に書いた僕の腕に本気で噛みついて流血事件を起こしたものこの頃の事だ。

ポーの居場所をどこにするか、階段の下に猫砂トイレをおいて…等計画してはいたが、ポーは恐がって、僕の部屋の隅で縮こまったまま出てこない。

この「僕の部屋」というのは、この家を建てるときに、唯一僕が主張したことだ。
自分の部屋、といっても、スペースの関係で2畳半ほどの狭いスペースしか取れなかったけれども、僕はあえて『書斎』と名づけた。その書斎(工務店の設計見取り図には「納戸」とされていたが…)僕の城そのものだ。家の中で唯一喫煙を許されている場所、本と釣り道具とアウトドアグッズに囲まれて、♪せまいながらに、楽しい我が家〜

たとえ、ラスコーリニコフの部屋のように狭くとも、工務店に納戸と言われようとも、僕の大切な『書斎』のはずだった。

その納戸(もとい書斎)に入ったきり、ポーは出てこようとしない。新しい家がよほど恐いのか僕が近づいても、シュアーっと威嚇してくる。

しかたがないので、水、エサ、猫のトイレ、猫ベッドを僕の部屋に運び込んだ。ダダでさえ狭い部屋がこれでますます狭くなった。机に座るとほとんど他のスペースがない。

しょうがない、しばらくの間だけだ、と思っているうちに、はや3年…

僕の部屋(書斎)という呼び名も、いつのまにか『ポーの部屋』と家族に呼ばれている。

そのポーの部屋が今どうなっているかというと…、

食い散らかした煮干のカケラやトイレから飛び出した猫砂、毛玉を吐いたゲロ、破られた壁紙…と築3年とは思われないほどに、無惨な様相を呈している。

僕はその部屋にポーのお情けで同居させてもらっているような状態だ。

タバコを吸うためにポーの部屋(もとい、僕の書斎!)に行くと、まずはじめに机の上で寝ているポーをよいしょっと下に降ろさなければならない。
部屋を出ようとすると、本棚の中に隠れたポーが通りすがりに猫パンチを食らわせてくる。スリッパで踏まれた猫砂のじゃりじゃりした音、小さなホウキとチリトリで掃除している毎日……

くそっー!僕の書斎をかえせー!

これを書いている今も足もとで、ポーが「にぼしをくれー」とニャアーニャアー鳴きながら頭突きをしてきている。僕が煮干を出すまでけっして諦めようとはしない。

「わかったよ、ポー、今、あげるから…」
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2004年12月11日

第10話 黒猫ポーの事件簿No.5

第10話 黒猫ポーの事件簿No.5 「トイレの番人」

トイレとお風呂の前で番をしているポー。
排水口から、ボクがどこかに行かないように見張っている・・・。



よく言われるように、猫は勝手に暮らしている。

呼んでも犬みたいに喜んですぐにやってこないし、飼い主の事を、えさを運んでくる召使とでも思っているかの振る舞い・・・。まあ、そこがかわいいって言う人も数多くいるのだが、(それ以上に、そこが嫌という人がいる事を、猫たちは知っているのだろうか)

でも、ポーは呼ぶとやって来た。(これは訓練用語で『招呼』ですね。)
部屋の中でどこに隠れているかわからない時、ポーと大きな声で呼ぶと、たっぷり5分位してから、やっと顔を出す。

「にゃぁあ?(呼んだ?)」

お、遅ぇんだよぉー! おめーは!

(これは業界用語で『ボケとツッコミ』とも言います。)

アパートでポーと二人で暮らしていた頃、僕がトイレかお風呂に入ると、必ずポーは戸の前ですわって待っていた。さびしのかなぁ、と思っていたが、どうも違うらしい。

普段は、勝手にどこかで寝ているのに、トイレとお風呂の時だけは、必ずどこからかやってきて、僕が出てくるのを待っていた。

ポーは、僕が排水口からどこかに行ってしまうと本気で思っていたのかもしれない。
戸を開けてやると、中に入ってくるようになった。

トイレの時はひざの上に乗っかってくる。わかりますね。大の時だから、当然パンツも下げているんですが・・・・

あっ、その時、僕のあそこを、ポーの鋭い爪が!

ぎゃぁぁあああ!

(これは専門用語で、SとM・・・スイマセン冗談です。もうやめます)
モチロンそんな事はありませんでしたから。

お風呂の時も中に入ってきて、浴槽の横についている風呂釜の上に載って、香箱(こうばこ)座りをしていた。

その上は、ほんのり暖かいらしく、ポーのお気に入りの場所になっていた。たいがい僕は浴槽で温まりながら、本を読んでいる。
その目の前で、ポーは蛇口から垂れる水を飲んだりしながら、僕が排水口から消えてしまわないかどうか、監視していた。

ポーはバスクリンのはいったお湯まで飲もうとするので、専用のカップを用意しておいて、そこから水を飲ませてあげるようにした。

(つづく・・・しまった、今回は下ネタになってしまった・・・・・・)
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2004年12月10日

第9話 黒猫ポーの事件簿 No.4

第9話 黒猫ポーの事件簿No.4
「恐怖のたれ耳事件」


ポーの耳がパンパンに腫れてしまった。
動物病院に連れて行く。
すぐに緊急手術、ほとばしる鮮血!あふれ出る涙、涙!
(しつこい!もう、いいちゅうの!)


猫の耳は不思議だ。
ピンとたった耳を、触ってみると、硬いような柔らかいような、妙に薄くてひんやりとしている。犬の耳は、厚さもあるし人間の耳に近いと思うのだけど、猫の耳は変わっている。
あの薄い耳を、改札口で切符を切るはさみで、パチンときってみたい。
ということを、梶井基次郎がどこかに書いていた。(猫からすればぶっそうなヤツだ)


「おい、ポー、どうしたんだ」

ポーの耳が片方だけ垂れているのに気がついたのは、ポーが7歳の12月だった。左の耳だけ、耳全体がパンパンにはれている。水がたまったように重くなって、垂れ耳になっていた。ポーもしきりに気にして引っかこうとしている。

すぐに病院に連れて行った。何らかの細菌が耳に入ってはれているらしい。

切開手術(といってもメスで刺すだけだが)をすると、うみのまじったような血がピューと飛び出した。
血に弱い僕は、それを見ているだけでくらくらしてきた。耳にあて物をして包帯でぐるぐると巻く。

耳を掻かないように、治るまでエリザベスカラーをするいことになった。

このカラーをすると絶対に自分で引っかく事ができない。でも、ポーはカラーの幅を理解できないらしくて、よくぶつかっていた。普段なら、テーブルの上に乗ってきても、コップを倒す事など絶対にないのに、このカラーをつけると、怪獣のように周りのものをなぎ倒していってしまう。

歩く度にどこかにぶつかっていく、その姿はとてもおかしいんだけど、敏捷な猫なのに、かわいそうな気もした。

獣医の話だと、治っても、耳が餃子のように変形してしまうだろうとのことだった。
健康になりさえすれば、容姿なんてどうでもいいと答える。

それから、何回も耳がはれては切開をくり返した。やっと包帯がとれておさまったのは、その歳が明けて、しばらくたってからだった。

包帯を取ると、ホーの耳は押し付けられていたために、後ろにそって折れ曲がっていた。
片方の耳だけ、スコテッシュフォールドになってしまった。逆だけと・・・

そんなわけで、ポーの耳はいまも、変わった形になったままだ。
でも、あれから2度と耳がはれる事もなく、いたって健康に過ごしている。
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2004年12月08日

第8話 黒猫ポーの事件簿No.3

第8話 黒猫ポーの事件簿No.3
「恐怖の館、真夜中のギター事件」


 真夜の住宅街、闇を切り裂く、猫の叫び声と飼い主の悲鳴!
 ぎゃあぁあぁぁあああーー

 ポーに噛まれたぁー。ほとばしる鮮血!あふれ出る涙、涙!
 (なんだぁ、これは?)



その、世にも恐ろしい出来事が起こったのは、草木もねむるうし三つ時・・・・ むし暑い夏の真夜中の3時くらいの時じゃったぁー
(誰だぁ、おまえ!)


アパートから新居に引っ越して間もない頃のことだ。同居人も増えて新しい家だから、ポーも緊張してストレスがたまっていたのかもしれない。
僕は机の上で、釣りの仕掛けを作っていたと思う。
ここらあたりは田舎だから、夜になるとシーンと静まり返ってしまう。

突然、すごい音とともにポーの鳴きさけぶ声が、その静けさを引き裂いた。

ガラガラッ!ガッシャーン!ゴンッ、ゴンッ、ガシャーン!
ギャォゴォーーーーギャァーギャァーゴォニャァーーーー

ポーと出窓に置いてあったギターが、ひとかたまりになって、僕の机の上に転がってきた。

「ナニー!!???」

なきさけびながら暴れまわっているポーを見て、一瞬何が起こったのかわからなかった。
ポーが暴れる度に、ギターが振り回されて、壁にぶつかり、すごい音を立てている。
ギターの弦の間に、足を突っ込んで抜けなくなってしまったらしい。

ポーは、自分の足を何かに食いつかれたのとでも思ったのか、パニックになっていた。
やっと事情がわかって、早くはずしてやろうと、ポーを捕まえようとした時だった。

パニックになっているポーが、恐がって僕の腕に噛みついてきた。引っ掻かれるくらいは覚悟していたけれども、まさか噛みついてくるとは思わなかった。

「うわぁー、なにすんだよぉー」

叫んだのもつかの間、プス、プスという音がしたと思うと、牙が上下4本、左腕の皮膚を突き破って、きっちり・・・入りました。(痛いッ)

やっと、ポーをギターから引きはがしたときには、僕の左腕は血だらけになっていた。近所めいわくな騒音に、家の同居人も起きだしてきた。やっと、落ち着いてきた、ポーを抱いて、

「ほら、恐くない、、おびえていただけなんだよね・・・」

ナウシカかぁーおまえは!(怒)噛まれたのは、オレだっちゅうのに・・・

でも、本当にパニックになって恐がっていただけだから、実際にはそんなに腹もたたなかった。
腕はすごく痛かったけれど・・・


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2004年12月07日

第7話 黒猫ポーの事件簿No.2 「見えない猫」

第7話 黒猫ポーの事件簿No.2 「見えない猫」

ボク以外は誰にもなつかない黒猫ポー。
田舎に連れて帰った時・・・家を飛び出してしまった。



飼いはじめてからずっと家猫のポーは、すごい人見知り猫だった。
僕以外の人には決してなつこうとしない。

たまに友達がアパートに遊びに来ると、その気配を感じただけで、ベッドのある部屋から 出てこなかった。
何回も部屋にやってくる友達で、ポーを見たことがないというのが何人もいたくらい、徹底して「他の人嫌い猫」だった。



田舎に連れて帰ったときもそうだった。

初めての家にパニくっていて、すぐに部屋の隅、たんすやテレビの裏に隠れてしまった。
誰かが近づこうものなら、「シャッァアアアーーアア」と、くさい息を出して威嚇してくる。
僕にまで間違えて威嚇してくるので、しばらく放っておいた。

夜、みんなが寝て、誰もいなくなると、家の中を探検して歩いていたらしい。えさも少し食べたようだし・・・・。

翌朝、ソファアの上に、ウン子をたれているのが発見されて家中大騒ぎになった。
ソファアのせなかの隙間にもウン子が入り込んでいた。

「うーん、こいつは、わざと嫌がらせをしているのかもしれない」

ポーならばやりかねない、と僕は思った。

夕方、母親が庭に面したサッシを明けた、ほんのちょっとしたスキにポーは脱走した。
僕は見ていなかったんだけど、母親の話では、さあっと外に出て行ってしまったらしい。
見慣れない家で、よほどストレスがたまっていたのか・・・・・

そんなに遠くにはいけないはずだ。でも近所を探してもなかなかみつからない。

家族で夕飯を食っているとき、かすかな鈴の音がした。懐中電灯をもって探しに行くと裏庭で小さくなっているポーがいた。人騒がせなやつ!

それでも、この猫連れ帰省は、小学生だった姪っ子たちには印象深かったらしく、翌年、下の子がもらってきて飼うようになった仔犬に、同じ「ポー」という名前がつけられていた。

この2匹は一緒に住んでるわけではないのだけど、紛らわしいので、うちの家族では「猫のポー」「犬のポー」と区別して呼んでいた。
その「犬のポー」は11歳になった今年の春、病気で死んでしまった。

最近では、猫のポーは年を取ったせいか、あまり人見知りしなくなった。
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2004年12月06日

第6話 黒猫ポーの事件簿No.1 「帰省編」

第6話 黒猫ポーの事件簿No.1 「帰省編」

帰省途中の駅の階段から、カゴごと落っこちたポー。
さて、かわいそうな黒猫の運命や、いかに!
(無声映画の宣伝みたいだ。)



一人暮らしで猫を飼っていると、困るのは家を空けられないことだ。



とはいっても、僕の場合、急に飲みに行ってその日は帰らないとか、泊りがけで遊びに行ってしまうとか、ごく普通に暮らしていた。

だいたい3泊4日まではポーに留守番をしてもらって(ごめんナァ、ほったらかしで・・・)我慢してもらっていた。

そのとき注意していたのはペットフード(ドライタイプ)の量を一日ごとに区切っておいておくことと、水を十分に用意する事。
特に水は普段使っている容器以外にも風呂場の洗面器やなべに入れておいてやるようにしていた。

ある日、エサの量を間違えて、足りなかったらしくて、ポーが台所の背の高い戸棚の中からまだ封を切っていないキャットフード引っ張り出して、袋を食いちぎり食べ散らかしていた事があった。
(どうやってあんな高いところのものをとったのだろう。)

3泊4日以上家を空けるときは、しょうがないから近くに住んでいた同僚の女の子にかぎを預けて、エサをやりに行ってもらっていた。

でも、ポーが1歳になってまもなくだったと思うけど、その「エサ運び人」の都合もつかなくて、しかたがなしに田舎に帰るのにポーを連れて行くことになった。

買ったばかりのペットのキャリーケース(猫カゴ)に入れると、ポーは、ミャァー、ミャァアアァと鳴き続けた。
そいつを持って電車に乗る。

不安なのか、ポーは電車に乗っても泣き続けていた。

乗り換えの大宮駅の階段を登っていたときだった。
ばきっ、という音とともにポーの入っているカゴの取っ手が割れて取れてしまった。
(一番安い、プラスチックのチャチなものにしたのがいけなかったのだ。)

ポーの入ったカゴは階段に落っこちて、ガン、ガン、ガンと転がり落ちていく。
あわてて追いかけたが、ポーの入ったカゴは、階段のかなり上のほうから下まで落っこちて、やっと止まった。

ポーはカゴの中で、ものすごく怒っていた。

「フッギャァアアアアー、フギャァアアアー(なにすんだよぉおおー)」

取っ手は割れて壊れていたけれど、カゴは何とか無事のようだった。

僕はそのカゴを抱えて田舎に帰った。
ポーは疲れたのか、途中からあまり鳴かなかった。 

  
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2004年12月05日

第5話 猫の思い出 その5

第5話 猫の思い出 その5

黒猫があなたの前を横切った時、それは不幸の始まり・・・・
っんなわけないよなぁ。家で飼ってるんだから。
ポーの寝る場所で季節がわかる。
布団の中でオナラをすると・・・


猫のいる場所

新撰組の沖田総司は死ぬ数日前から、奇妙な黒猫に取り付かれていたと言う。また、黒猫が道を横切ると不吉な事が起こるとも・・・・

そんな事をいってたら、黒猫を飼ってる家はどうなるんだぁ。

ポーを飼い始めて、黒猫が目の前を通り過ぎる事など、しょっちゅうだ。
夜ベットの中でうつぶせになって本を読んでいると、わざわざその本の上をポーが横切っていく、右から左に行ったと思ったら、また戻ってきて、読んでる本の上でダルマサンすわりをしてしまう。
仰向けになって読んでいると、今度は顔の上に冷たい肉球を押し付けてヒタヒタ通り過ぎていく。

おい、ちったぁ、遠慮しろ。

一人暮らしのアパートでポーを飼っていたから、家猫のポーは僕が会社に行っている昼間は誰にもかまってもらえない。
さみしいのか帰ったときは必ず玄関で待っていた。
ただ、たいがい夜遅く、誰もいない真っ暗な部屋なので、黒猫がどこにいるのか分からず、よく踏みつけてしまった。

ニヤァ、ニャァ、ニャァ、・・・ギキャァアアアーーといって逃げていくポー。

毎年、秋が深まって寒くなってくると、ポーは僕の布団の中に入ってきて寝ていた。
そして春先暖かくなってくると、もう布団の中では寝ずに本棚の上とか涼しい場所を探して勝手に寝ている。

ポーが布団の中に入ってくるかどうかで、
「ああ、もう寒くなったんだな。」とか「暖かくなってきたんだ。」と
季節を感じることができた。

ポーが布団の中で寝ているときに、オナラをすると、ポーは、もぞもぞと布団から這い出してきた。

プッハァーッ、 とは言わなかったけど、その目は明らかに抗議していた。

あるとき、ポーがいなくなったことがあった。ベットの下や押入れの中どこを探してもいない。
2間しかない狭い空間でどこにいったのだろう。
ベランダから外に出て行ってしまったのかもしれないと思って、近所をさんざん捜しまわった。

何処にもいない・・・

洋服ダンスの中で寝ているのを見つけたのは、外をずいぶん捜しまわった後だ。
ほんのちょっと開いていた引き出しの中で、ポーは僕のパンツにくるまってスヤスヤとねむっていた。

結婚して子供もできたので、今はもう寝室にはポーを入れないようにしている。
年老いたポーも、あのころの事を思い出したりするんだろうか・・・  
                                                     
posted by ころすけポー at 15:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 猫の思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月03日

第4話 猫の思い出 その4

第4話 猫の思い出 その4
去勢手術後を終えて、
たまはどこに・・・こころなしか内またになった黒猫ポー。


去勢手術を終えて帰ってきたポーは、まだ麻酔が効いているのか、ポケーとした顔をしていた。
それでも、ダンボールの中から僕の顔を見上げると、ミィーと小さな声で鳴いた。
さて、手術を終えた今となっては、ポーの股間がどうなっているのか、

観察せねばなるまい。

僕は心をオニにして(することもないが)ポーの股間を調べ始めた。
通常、猫のキン○マ袋は、3cmくらいの毛に覆われたボンボンみたいなものになっている。
かわいい毛むくじゃらな、それは、そのままキーホルダーにして女子高生が持っていてもおかしくないくらいだ。手術後のポーは、悲しい事にその毛がきれいに剃られていた。
むき出しになった、キ○タマ袋が寒々とした悲しみを誘う。
タマ袋の片側だけに縦2cmほどの傷口があった。

なるほど、こちら側からぬいたのかぁ、

袋の中には枝マメ大のタマタマが2個入っていたが、今はスカスカのようだ。
ぺこん、ぺこん、って音はしないけれど・・・

麻酔が覚めると、ポーは何事もなかったように活動し始めた。

エサもよく食べるし、何ごともなかったように遊んでいる。
だか、心なしか、内またになったような気が・・・・

数ヶ月すると、剃られてしまったタマタマ袋の毛もすっかり生えてきた。
ただ中身は今もない。(当たり前か、トカゲのしっぽじゃないんだから)

14年すぎた今でも、まだ子猫のように甘えてくるポーを見ていると、去勢したのがよかったのか、元気だけはまだまだありそうだ。

がんばって、もっともっと長生きしろよ!     
                       
posted by ころすけポー at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 猫の思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月02日

第3話 猫の思い出 その3

第3話 猫の思い出 その3


ついに去勢手術を受ける事に・・・、ポーはニューハーフになってしまった。

と、いうわけで、実はオス猫だったポーは、部屋の中でマーキングをするようになった。

(前回のつづき)
おしっこの臭いとは違う、その臭いのくさい事と言ったら・・・・

マーキングの液はお尻から真っ直ぐ後ろに飛び出す事もこのとき初めて知った。

そういえば、数年前に動物園に行ったとき、ライオンの檻の前でポーッとしていたら
おしっこ(実はマーキング)を引っ掛けられそうになったことがある。

ポーは家猫だから、外には出していないし、ドアをあけていても出ていこうともしない。
恐る恐る外の世界をのぞいてみるのが彼にはやっとみたいだ。

去勢をしなければ・・・・と思っても、童貞のまま、外の世界も知らず、子孫も残せなくしてしまうのは、あまりにもかわいそうだなぁ、

と考えてしまって、なかなか踏ん切りかつかなかった。

やっと、一生めんどう見るからな、と言い聞かせて(自分に)病院に連れて行くことにした。

近所の動物病院に連絡すると、1泊2日、費用は7000円程度で、猫は暴れるので洗濯ネットに入れてきてほしいとの事。

洗濯ネット??? 
(恥ずかしながら、この時一人暮らしだった僕は、洗濯ネットを知らなかった。
まあ、ふつう男は使わないからねぇ。)

洗濯ネットってなんだろう、洗濯したものを入れるカゴの事かぁ? 
何でそんなもんに入れなけりゃならないんだ?

結局、ダンボールに押し込んで(猫カゴも持っていなかった。)病院に連れて行った。
そこで、初めて洗濯ネットに入れられ、暴れられなくなったポーは心なしか、さびしそうだった。

すまん、すまん、


posted by ころすけポー at 12:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 猫の思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年12月01日

第2話 猫の思い出 その2

第2話 猫の思い出 その2

おっ、おまえは、メス猫だったのじゃあ・・・




猫を飼うのは、初めてだった。

飼うならメス猫のほうがいいと言われた。おとなしいし、マーキングもしないし・・・

僕が猫をもらいに行った家には、猫が5、6匹いた。

猫好きの夫婦に猫の飼い方のレクチャーを受けて、僕は、メスの猫をもらって帰った。
まさか、そんな猫好きの人たちがオスとメスを間違えるなんて・・・


黒猫ポーが僕のアパートで暮らすようになって、半年ほど過ぎたときだった。ポーがTVの前で片足を上げてペロペロしている。猫がよくするポーズだ。
黒一色(おなかの周りにほんの少し白い毛があるが)の中で、何かはだ色のものが見えた。

「おい、おまえ、けがでもしたのか?」

あわてて、のぞき込むと、何かはだ色のエンピツのキャップのようなものが・・・・

「?????????・・ナニ???・・チ○コ??」

「おッ、おまえェッー、オスなのかぁああああああ!」

半年間もだまされていた。
メスだとばっかり思っていた。ポーも恥ずかしいだろうから、あんまりそのあたりは、見ないようにしていたのに・・・

まあ、同性だからいいだろう。と思って、その日から、チン○もタマタマも思いっきり観察してやった。
でも、やがて、ポーはオスだったので、やっかいな事に、部屋の中でマーキングをするようになってしまった。

その臭いときたら・・・・                
                                             
posted by ころすけポー at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 猫の思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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